「ニホン」を見つけよう

2009 年 2 月 27 日

こんにち、日本を見失いつつあるご時世です。

そんな中、お札の中に「ニホン」という文字が印刷されているのをご存じでしょうか。時間があればぜひ「ニホン」という印刷を見つけてみましょう。

千円札・5千円札・1万円札それぞれの両面に、それぞれ「ニホン」というカタカナがどこかに刻み込まれています。余りに小さいので肉眼では見つけられないかもしれないくらいですが、千円札の裏面は比較的簡単なのでぜひ「ニホン」を見つけてみましょう。

また探していると他にもいろんなところに文字が刻み込まれてるのも発見できて10分くらいは楽しめることうけあい。

株価と確率とプラダの中身

2009 年 2 月 24 日

株価が下がっていますが「100年に1度の金融危機」というにはまだまだな感じがします。NYダウも日経平均も最高値から比べて半分程度でしかないので、倍になった時と比べたら騒ぎすぎな感じもします。マーケットがこうやって始まったのがアメリカで100年、日くらい本ではその半分くらいでしかないですので「100年に1度」というからには壊滅的な状況になってもおかしくないということのように思えますもちろん「100年に1度」ってゆうほど大げさなモノではなかったということかもしれないですが・・・。

そもそも最近の株式市場は「フェアじゃないなぁ」と思うことがよくあるので個人的には、歴史的な浄化の道なのかもしれません。(マーケット関係者ごめんなさい)

「投資」といいつつほとんどの人が投機目的だったり、若者がお金を持っておかしくなったり、時価総額が会社の清算価値を下回ったり、アメリカの相場と日本の相場が全く同じ動きをしたり、、、本音と建前がここまで離れているのはあまり無いのではないでしょうか。。。これによって「努力」に応じた評価ではなく、確率に応じた評価になり、どんどん人生のボラティリティも高くなっていきます(ボク自身も甘いのと苦いの両方堪能しました)。

証券会社も、投資銀行も、ヘッジファンドもほとんどが「確率」で判断しています。「確率」これが重要なのです。確率を出すには「定量化」が必要です。定量化のためには「データ」が必要です。膨大なデータを持つ者が「リスク」を最小化できる仕組みになっているのです。個人になればなるほど「感情」で判断するようになるので、勝てる確率が下がるわけです。

投機の究極的なものが「宝くじ」ですが、それはギャンブルと知って買ってそれなりに納得するものなので、株もこれと同じくらいに考えた方が失敗する「確率」は確実に減ります。※ちなみに「宝くじ」はギャンブルの中でも最悪の還元率なのでギャンブルofギャンブルなのでご注意を。

教科書的になってしまいますが人生のポートフォリオをしっかり組んで、リスクを自分で管理できる知識と知恵を身につけるしか方法は無いと思います。

何事も中身(仕組み)を知る事が重要、ということで、プラダフォンの中身をしゃめりました。基盤は2個だけで、こんなに小さいとは!家電の分解は昔趣味でしたが、コンデンサとICチップのジャングルだった昔が懐かしいです。

プラダの中身

プラダの中身

不況なだけに広告には気を付けたい!

2009 年 2 月 20 日

世の中は不況です。企業でまっさきに削られるのは「広告費」。これでテレビ・ラジオ・雑誌・・・・全部が想像以上に大変な状況です。
そして、さらに重要なのは、今流れている「広告」は、余計にパフォーマンス(効果)が求められるようになるために、誇大広告とかそういうのが増えそうなので、気を付けたいところです。

よくあるダイエットや化粧品の広告にはちょっとツッコミを入れたくなる事がよくあります。広告費もこういう「コンプレックス系」商品は非常に高価です。もちろんそれがインチキではないと願いたいです。ツッコミポイントとしていつも気になってしまうのは↓の2つです。

●ダイエット商品
・そもそも使用前使用後の写真の条件が違いすぎる。光の当たり方や姿勢とか。化粧してたり、笑顔だったりもします。
・おなかなんてちょっとへこませたら数cmくらいは全然かわりますし、そもそもその器具や食品が効いたかどうかも分かりません。でもこれを言い出すと究極的には確かめようが無いですので信じるしかありません。

悪質広告の中にも種類があって、完全な虚偽系だと、使用前と使用後の写真を逆に使ったり、随分昔の写真と比較したり、別人の写真を使ったりすることもあるようです。
事実だけどほぼ嘘系だと、10人くらいバイト(1ヶ月で10kgやせたら5万円あげる、みたいな)を雇って、実際やせた人の分だけを採用するとか。

●化粧品
・そもそも何もしなくても高齢でも肌のキレイな人がモデル。これを使ってキレイになったと言っているけども・・・。
・顔の半分に化粧をして比較するやつ。人間の顔はよく見ると左右非対称なので、人によって右左違う方に化粧をして比較することがよくあります。前テレビで「鳥居みゆき」の半分を化粧していましたが、もともと小顔な方にしてました。

これら、広告する側はもちろん「知った上で」やっています。効果を最大限伝えるためにおおげさにやるのです。発泡酒の宣伝とかタレントが「これマジ美味しい!」って飲んでるビールが、どう飲んでも美味しくないケースもたたあります。タレントだって本当に美味しいと思って無かったりしますし。まぁ演技ですから仕方ないですが。

これからの不況を乗り越えるには、広告の裏側にある「思惑」をきちんと理解した上で選択していかなければ、後悔することも増えそうです。

もうさくら

2009 年 2 月 16 日

麻布十番にもう桜が6,7分咲きくらいになってました。
hana.jpg

とのことです。

桜じゃない(梅か桃ぢゃね?)と思いますが、まぁ花ですし本人もそう言っているので尊重してアップしてみました。いつも車でジェットコースターを楽しんでいる暗闇坂の入り口あたりで、キリンの近くです。

語源とかの意味について・・・

2009 年 2 月 3 日

最近は雑学番組も多くて、いろんな事が説明されているのですが・・・・
けっこう「・・・と言われている」とか「・・・という説がある」レベルのものも多いんです。でも番組ではあたかもそれが正しいかのように伝えて、さいごにちょこっと(という説が有力)とか言ったり、小さくテロップで(※諸説あります)と出したりしています。
そもそもテレビが取り上げる時点では話題性のある説しか放送しないので、諸説あるうちの一番インパクトが強いものを出して来ているように思います。
やっぱり最初に聞いてしまうものを信じてしまうなぁ(自分が信じていたものもそうだった)と思うので、ちょっと一歩ひいてみる必要がありそうです。
自分が生まれる以前の事は、残された文献でしか知る事はできないので、その文献自体が正確に事実のみを記載されたものか、というところも本当は言及しないといけないんですが、そうなるとおもしろみが無くなってしまいますよね。
よく中国の「故事」とかから派生したものも多いのですが、言ってみれば「言い伝え」なので、最初にあった事実がそのまま残っているケースがどこまであるのだろう、、、と思ったりします。よくある伝言ゲームで最初と最後で全然違うことがあるように、いい意味で改良をしていく課程で、うまく説明するために後付けで意味を改良したケースが多いはずです。
たとえば「矛盾」とかも、中国の商人が「何でも突き通す矛」と「すべてを跳ね返す盾」を売っていて、その矛でその盾を突いたらどうなるかという事を指摘されたから矛盾というようになった、、、とかは、まぁ実際はそういう物語を作ったんだろう、、、、なんて夢の無いことを・・・。
そう考えると、語源って難しいし奥が深いと感じる今日この頃です。この会社で何かひとつでも「あっ」と驚くような事実を掘り起こせたらな・・・と思います。
ひとつ思うのは「コブとりじいさん」は、伝言ゲームの課程で、オリジナルは「小太りじいさん」という言葉から、おもしろく改良されたのではないかとにらんでいます。

売り手の魂胆に気をつけて!賢いお買い物

2009 年 1 月 14 日

スタグフレーション前の、プチデフレな今の日本ですが、スーパーの安売り合戦など、いろんなものが「安く」なるケースが結構あるのですが、ここは賢く、売り手の魂胆を見抜いて、賢い買い物をするべき時です!テレビではよく「ウソ」を言っているので、気をつけましょう。
古いところで「マツモトキヨシ」や「ドンキホーテ」の手法はよく引っかかってました(笑)。
チラシに載せてる商品や、大きなPOPで安売りしている商品は確かに安いんです。しかし!それ以外の普通の商品はあんまり安くないんです。つまり「安いんだ!」と思わせてたくさん買わせる魂胆なのです。
お近くにマツキヨと普通のドラッグストアがあれば(お買い得品以外を)ぜひ価格を見比べてください。
同じくスーパーでも「豆腐が39円!(さっきテレビでやってた)」といって超安さをウリにしてたりしますが、注目すべきは「条件」です。今回のケースは「100パック限定」という条件付き。他にも「1人1パック限り」とか。
つまり、お店にとってみたらまさに「広告の品」なのです。商品単価なんて関係ありません。単なる客寄せの「プロモーションコスト」な訳です。よく「仕入れを工夫した」とか「大量仕入れ」とか言っていますが、客寄せパンダな商品であるケースも多くあります。豆腐の場合は、通常価格が70円だとすると、1個あたり31円だけお店側が赤字を出しても、しょせん100個限定ですから、3100円分の「プロモーション」をしているに過ぎません。
玉子だって、あんなに安く売られていますが「客寄せたまご」なことが多いので、本当の価格はもうちょっと高いのです。たまごを見直してあげてください。
・・・とこれらの手法は、古くはアメリカ発祥の販売テクニックで、航空券の安売りとかで盛り上がったものです。日本でもコンサルがこれをうまく活用しているようです。
なので、こんなお店は要注意!ひとつでも当てはまる場合は、お店の経営方針の現れかもしれないので、目玉商品以外には手を出さないのが賢いかもです。
・大して安くないのに数量限定
・大して安くないのにPOPだけ大げさな「大安売り」演出
・明らかに赤字商品なのに、企業努力というきれい事をうたっている
安心・信頼できるお店で買い物するのが一番です。
※全然関係ないですが↓の写真はちょっとグッときたのでのせてみました。
chuka.jpg

奇跡のコラボ

2009 年 1 月 13 日

新年早々いいニュースがあまりありませんが、そんな中奇跡のコラボ写真を撮りました。
一見よくある東京タワーの写真ですが、タワーのてっぺんには「満月」が!
季節や時間とタイミングが合わないととれないので、一応奇跡と書いてみました。
まぁ調べれば誰でもとれるんですけどね。
towermoon.jpg

日本の実体・・・

2009 年 1 月 8 日

NRI(野村総合研究所)によると、日本の富裕層はこんなにいます。
http://www.nri.co.jp/news/2008/081001_3.html
※昨今の金融危機でちょっと変わったとは思いますが、、、
つまり、、、3000万円以上の余剰資金をもっている世帯数が日本全体の2割います。その2割で全体の金融資産の7割以上を持っているようです。これ以上の詳細は出ていないので予想ですが、殆どが60歳以上なんだと思います。普通のサラリーマンでも退職金をもらうと一時的でも大金がはいりますので。普通の生活をしていれば、住宅ローンがあるうちに3000万円もの貯金はできるわけもありません。
1000兆円と言われる日本の借金を返すためには、歳入が減少した国は、歳出を減らすしか方法はありません。お金のない層から取っても仕方ないので、お金のある層からもらうしかない、というのが後期高齢者とか色々の施策の元にあったはずです。もちろん養護している訳ではないのですが、まずは、日本の現状を「知る」ことからはじめたいと思ったりします。
多分、現実を知る事で意見を変える方は多くいると思いますし、少なくとも現実を知る事で、意見が具体化し、矛盾しない考え方に少しでも近づけると思います。
給付金についても、みんな文句言いすぎで、機会損失が垂れ流しです。その間の人件費だって膨大で、もっとすべき議論があるはずなのに、それもどんどん遅れるだけです。野党もねじれのため、与党で可決されることが分かっていてもわざと否決して、時間とお金を無駄にしているだけに感じます。分かっていることをあえてして損失を出している事実、は「党利の追求」ともいえなくないかもしれません。。
テレビの素人コメンテーターは「そんなお金もらわなくていいから、もっと困っている人に的確に分配してほしい」なんていっていましたが、同じコメンテーターは「政治家に任せてると無駄金ばかりになる」と、そもそも矛盾したことを言ったりしています。理想論では「理想的な政治家が判断すれば」成り立つのですが、現実的には不可能・・・。理想論な上、その人も別にバランスとれた理想論を持っている感じではない上で議論しているので、それこそ現実を無視した無責任コメントだなぁ・・・と。
現状で「理想論」自体が見いだせない、誰も納得いく説明がない段階で、議論に膨大なコストをかけるよりは、少なくとも「間接コスト(人件費とか)」と「機会損失」だけは無くして欲しいと願う今日この頃です。

今後の予想

2009 年 1 月 6 日

この時期になると、さまざまな今年の経済予想がでてきますが、いろんな人がテレビでいろいろ言っています。来年の今頃、今年見返す時のためにログとして残しておきます。
●日経平均の年末時点予想
森永卓郎氏:16000円
荻原博子氏:6000円
他にもこのレンジでいろいろありました。
テレビ番組的には幅があった方がディベートっぽくておもしろいので、それを意識して大げさに言ってるんでしょうけれども、まぁ誰かが当たります(苦笑)。当たったからといってこれだけいろんな人がいろんな事を言っているので、予言的中!という感じでも無いですし、必要以上にもてはやすのもどうかと思いますが、株式市場のように予測通り動かないもので、こうして数字を明確に出すのは、それはそれでいい度胸だな、と思います。
こういう不況の時って「楽観的」なことを言う人がもてはやされる(夢を持ちたいですよね)ので、人気取りのためにそれを意識してモリタクは言ってるんだろうと思いますが・・・。
そんな中で、予想するのもあれなんですが、今年というスパンではなく、今後「理論的」にどうなるかを考えてみました。日本経済は、日本単体で動く訳ではないので、外部環境が画期的に改善しなかった場合です。
2009年問題(派遣労働者の契約期間満了ラッシュ)や企業の設備投資額の減少で、経済生産力自体は確実に落ちます。
そして今後の景気や雇用の悪化、給与の低下の不透明さを懸念して、高額の買い物(不動産・自動車)はさらに買い控えられ、ブランド品などアパレル、外食、旅行産業も縮小するはずです。
反面、100円ショップが増えたり、激安競争などがはじまりすこし「デフレ化」が進むでしょう。
そして少しでも「貯蓄」にまわされるので、さらに消費が悪化するというマイナスなスパイラルがしばらく続かざるを得ません。
そういう意味では、個人としては今年は収入も減るけど、支出も減るので、経済収支的にはそんなに悪くならないので、失業さえしなければ、そんなに実感は無いかもしれません。
しかし、確実に、教科書通りの「スタグフレーション」の状況に突入しています。スタグフレーションとは「不況:スタグネーション」と「インフレーション」の合成語でオイルショックの時に世界に広がりました。
国からしても大変なことです。ただでさえ借金まみれ(1000兆円ある)なのに、この景気低迷で最大の収入源「税収」が壊滅です。企業からの大切な税収がトヨタ1社で数千億減るし、収入が減った給与からは所得税も減ります。
その上、支出は社会保障費などを中心に増え続けます。政治は内紛と理想論ばかりでいつまでも空回りが続き、無駄金が増え続けます。。。景気対策っていって赤字国債(≒借金)を発行するということは、将来の「増税」を意味します。単なる「先送り」でしかないですが、みんな責任とりたく無いので、自分の任期以降のことなんて考えません。つまり、利息も返せない多重債務者状態な訳です。
放っておくとどうなるか、、、破綻はどうやらしないみたいですが、大変なことにはなりそうです。
ハイパーインフレというのが起こり、貨幣価値がどんどん低下してしまいます。つまり、1億円持っていた人が、100万円の価値しかなくなってしまったりします。
これらから考えると、2009年はデフレかと思いきや「スタグフレーション」を肌で感じはじめる年になりそうです。
今まで以上に「知識・知恵」の価値が高まり、「知っている」ことが人生の価値を高める意味でも大きな意味を持つのを実感してくると思います。
もちろん、悪いことばかりではなく、前にも書いたのですが「人と人のつながり」がより身のあるものになり、家族の絆が深くなり、「お金」じゃないモノに価値観がシフトしていくことにもなるので、長い目で見てあたたかい国になるのかもしれません。
平家物語の一文が、普遍的に続き、繰り返される人間世界を表しているんだと、あらためて実感しそうです。

あけしく

2009 年 1 月 4 日

アケ(ましておめでとう、ことしもよろ)シク。という短縮系を使ってみましたが、反応はイマイチな年明けとなりました(苦笑)。でも初コンビニで、結構買い物したのですが、税込みでちょうど5000円だったのは幸先いい出だしと確信しました(笑)。
頂いたケータイの新年メールを、ここ数年分見返してみました。ケータイの進化とともに、年々一段と進化してきているのを肌で感じます。表現方法の選択肢が広がったので、個性がより表れてきましたし、確実にグレードアップしてきています。ケータイ事業をやっている会社として、頑張らないとと思ったお正月でした。
エアも1月1日から5期目を迎えることができました。昨年も増収増益で終えられたので、今期も流れをとめずに頑張ります。