2010 年 4 月 のアーカイブ

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2010 年 4 月 1 日 木曜日

◆日本の凋落ぶりを計算してみた。GDPではなく、日本人の国民総所得(GNI)は、2004→2007年比:世界が1.3に対し日本は0.96。つまり1/4も失われたorz ※総務省のデータ(http://www.stat.go.jp/data/sekai/03.htm)をもとに。

◆タッチパネルの性能の格差や特性によって、だーいぶ操作感が違う。ipadはiphoneと同じだろうから細かい操作に向いてない。hpのは指とスタイラス共用だから細かいことまでできる。特許でいろいろ縛られてるんだろうけどかなり重要な点かと。

◆それに比べて日本のケータイのタッチパネルはひどい。iphoneに慣れてるとストレスを感じる。。。ちなみにキンドルがタッチパネルじゃないのが大変残念。電池の問題もあるんだろうけれど、それぞれ違う媒体みたい。ほんとひとくくりに「タブレット」と分けないほうがいいかも。

◆世の中に出回っているファクト(事実)は、真実から遠ざけるように認識させるファクトも結構ある。悪意の意図が含まれれば含まれるほど悪質で、排除しないといけない。真実に近い事実は面白くない。ネット上の無料情報にはその比率が高すぎる。

◆1 次情報が重要というのは昔も今も変わらないですけれども、1次情報を人に伝える「言語化能力」と「文章化能力」が伴わないと、下手な伝言ゲームのようになって、正しく伝わらない。さらに個人が発信する情報は「責任」があるようで無い。「自己責任」という無責任言葉で片付けられる。

◆「批判」は「現実的で建設的な改善案」とセットでするべきだと思う。同じものでも角度によっては別のものに見えるから、当事者だけでは永遠に解決できない。要は「好きか嫌いか」がすべて。感情から入った議論は議論にならない。

◆ぼくの掲げている「WEB3.0」は、「WEB2.0」に「信頼性」を加えたシステムです。「信頼」は「責任」なので、オープン化と矛盾する面もでてきます。ちなみに「責任」と「自己責任」は対義語とも捉えています。

◆昔は重要度は「1次情報>n次情報」だったけれど、これだけ1次情報があふれてくると「信頼できる2次情報」が最も価値を持ってくると思う。客観性をどう持つか。これには大きなスキルと、努力と、責任がともなう。この社会的機能が時代とともに衰退してしまうのは悲しいことだ。

◆ipadやkindleがきっかけになって日本の出版市場も権利処理の下地ができれば、それらの媒体に限らず新たなデバイスが登場しても柔軟に対応できるはず。またそれに期待。appleやamazonに利益を落としても仕方ないから、日本独自のメディアを開発したい。