不況なだけに広告には気を付けたい!

世の中は不況です。企業でまっさきに削られるのは「広告費」。これでテレビ・ラジオ・雑誌・・・・全部が想像以上に大変な状況です。
そして、さらに重要なのは、今流れている「広告」は、余計にパフォーマンス(効果)が求められるようになるために、誇大広告とかそういうのが増えそうなので、気を付けたいところです。

よくあるダイエットや化粧品の広告にはちょっとツッコミを入れたくなる事がよくあります。広告費もこういう「コンプレックス系」商品は非常に高価です。もちろんそれがインチキではないと願いたいです。ツッコミポイントとしていつも気になってしまうのは↓の2つです。

●ダイエット商品
・そもそも使用前使用後の写真の条件が違いすぎる。光の当たり方や姿勢とか。化粧してたり、笑顔だったりもします。
・おなかなんてちょっとへこませたら数cmくらいは全然かわりますし、そもそもその器具や食品が効いたかどうかも分かりません。でもこれを言い出すと究極的には確かめようが無いですので信じるしかありません。

悪質広告の中にも種類があって、完全な虚偽系だと、使用前と使用後の写真を逆に使ったり、随分昔の写真と比較したり、別人の写真を使ったりすることもあるようです。
事実だけどほぼ嘘系だと、10人くらいバイト(1ヶ月で10kgやせたら5万円あげる、みたいな)を雇って、実際やせた人の分だけを採用するとか。

●化粧品
・そもそも何もしなくても高齢でも肌のキレイな人がモデル。これを使ってキレイになったと言っているけども・・・。
・顔の半分に化粧をして比較するやつ。人間の顔はよく見ると左右非対称なので、人によって右左違う方に化粧をして比較することがよくあります。前テレビで「鳥居みゆき」の半分を化粧していましたが、もともと小顔な方にしてました。

これら、広告する側はもちろん「知った上で」やっています。効果を最大限伝えるためにおおげさにやるのです。発泡酒の宣伝とかタレントが「これマジ美味しい!」って飲んでるビールが、どう飲んでも美味しくないケースもたたあります。タレントだって本当に美味しいと思って無かったりしますし。まぁ演技ですから仕方ないですが。

これからの不況を乗り越えるには、広告の裏側にある「思惑」をきちんと理解した上で選択していかなければ、後悔することも増えそうです。

コメントをどうぞ