2008 年 10 月 のアーカイブ

餃子にみる放送不況&オトク情報&なるほど情報

2008 年 10 月 24 日 金曜日

■餃子にみる放送不況
麻布十番にある超高級中郷料理屋さん「登龍」の餃子。お昼ごはんに行ってきました。
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これがなんと2000円。5個あるので1個400円。ということは大体2口で食べるとして1口200円な訳ですが、悔しいことに美味しいんです。
で、餃子はおいておいて、このお店にいくと「必ず」テレ東関係者に会うんですが、なんと今日はテレ東関係者はともかくマスコミ関係全般がほとんどいませんでした。
このお店、ラーメンも1杯2000円以上、天津飯なんて4000円もするので、あまり自腹で行かれる方は少ない・・・な感じのお店。このご時世、テレビもいよいよ領収書が切れなくなってきた訳です。
今マスコミにやっと現実的な不況が来ていて、給与でも僕と同じ年でも100万以上下がってます。もともともらいすぎとはいえ、その給与に慣れてしまった人が生活水準を下げるのはきついですよね。さらに領収書も切れないとなるともう大変でしょう。さらにいつもはオリンピック景気で出稿が増えるはずが今回の北京ではカラカラ、放送局のビジネスモデルがいよいよ崩れかけています。
■オトク情報
そんな中、登龍のタンタン麺が、いつもは1800円なのが、今はランチに限り1000円です。
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いやー美味しい。十番界隈にいるかたはぜひオススメ。
■なるほど情報
地上派もデジタル化されてきて、先にHD(高解像度テレビ)化されたBS(衛星放送)と同じHD放送になってきました。
でも、地上派のHDとBSのHDは実はキレイさが全然違うんです。同じ番組ならBSが見られる環境ならぜひBSで見ることをオススメします。最近はテレビの解像度や再生力が高まっているので、その差は歴然なのでぜひ比べてみてください。

理由は・・・基本的にBSは地上派も同じMPEG2という規格なのですが、その帯域幅が20Mと13Mと倍近く違うのです。同じ解像度とフレーム数なので、影響がどこに現れるかというと圧縮率です。この圧縮率が高くなると、モスキートノイズやブロックノイズが増えてきます。となると動きが早かったり、繊細なものが多いと目立ってきます。

iphone向けアプリつくりました「四字熟語の辞典」

2008 年 10 月 23 日 木曜日

相変わらず黒いリンゴのiphoneですが、いちおうコトバライツホルダの弊社としても見過ごす訳にはいかずアプリを開発しました。正式リリースは明日ですが、もうアップされてます。
第一弾は「四字熟語の辞典」です。もちろんJLogosでも検索できますが、iphoneでどれだけ売れるのか、楽しみです。
日本にとっては黒リンゴですが、四字熟語は世界で使われる可能性がある、中国四千年の歴史を背負った叡智コンテンツです。海外の知的でオシャレなタトゥーホルダー向けに効果を発揮するのではないかと密かにわくわくしています。
ヨーロッパで「漢字のタトゥー」が流行っていて、日本でいう「sexy」をイメージしたのか「淫乱」といった漢字を彫っている人がいたという話を聞いて、立ち上がりました。
彫る際は「(C)JLogos」も一緒にお願いします。
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AppStoreにて「電子書籍」ジャンルからか、検索で「四字熟語」で出てきます。
最初はシンプルですが、どんどんバージョンアップ、他辞書対応も進めていきます。

八百長と無気力

2008 年 10 月 22 日 水曜日

昨今の大相撲ニュースで「八百長」と「無気力相撲」が同義語のように議論されることがあるようですが、やはりコトバの定義が違っていると、そもそも議論にもなりませんね。
JLogosで伝えたいのはそこでもあるんですが、コトバにはTPOや環境によって同じ韻や文字でも意味が違うケースが多々あります。議論する際は特に、定義を同じくしないと結論に至らない訳ですが、本来はコミュニケーションする相手と建設的に、定義をすりあわせながらしていくことで解決しています。
お互いが建設的な議論ができていれば良いのですが、今回の問題のように相手を責める場合などはこれが悪用されます。定義の違いを無視して、あとは「感情」に訴えて、おもしろおかしくしてしまう。
どんどん議論の本質が見えなくなって、感情論になってしまうと、それこそ収拾がつかない。
何かトラブルがあった時こそ、相手が言っているコトバの定義を理解した上で、こちらが主張しているコトバの定義とのズレを認識して、それを相手に理解できるように説明した上で議論を進めないと、声の大きい人に負けてしまうのです。
そのためには自分に知識をつけるしかないのです。
こんなご時世だから、自分を守るのは自分でしかない。だからこそOmnia Mecum Porto Mea.です
ケースバイケース

松茸いっときました

2008 年 10 月 21 日 火曜日

オフィスのベランダ@ランチタイムにて。
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↑右はオフィス常備の腐らない松茸。左は正真正銘生まつたけ。ピーコックで買ってきました。
普通に焼いたんじゃ勿体ないので、炭に火をつけ、しいたけさんと一緒に。
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特製の「ゆず松茸しょうゆ」をたらして、頂きました。ごちそうさまでした。

もや鍋

2008 年 10 月 17 日 金曜日

近所の散歩でみつけたお店で、「もや鍋」のお店「イマサラ」がオープンしたみたいでさっそく今日、スタッフたちと行ってきました。9月にオープンしたばかり。パティオの近くでこじゃれてます。
「もや鍋」とは牛肉と野菜の鍋で、独自の鍋のふちに野菜(もやしがおおいですが)と牛肉うすぎりが乗っています。
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ダシは昆布と鰹で、塩醤油で味付けした感じで、タレは焼肉のタレをまぜてるらしいです。
シンプルだけどおいしかった!
サイドオーダーのチーズチヂミも絶品でくせになりそう。
あとで調べたら秋元康プロデュースらしいですね。
そいえば昨日行ったこれまた近所の「塩梅(あんばい)」には日テレの土屋Pがいたなぁ。
テレビの人は舌が肥えてますね。

お金はどこへ消えた?

2008 年 10 月 14 日 火曜日

チーズは・・・という本がありますが、今回の金融問題では「最初からそんなお金なんか無かった」ということなんじゃないかと思います。
あると思っていただけだったので、ある意味正しい世界に戻ってきたのかもしれないとも思います。
あるように見せかける仕組みが「金融工学」という仕組みで、デリバティブやオプション、リートなどさまざまな仕組みで、あるように見せかける発明でした。この金融工学分野でノーベル賞もたくさん出たりしていましたので、人類にとって「幸せ」な発明だったはずなのです。しかし実際は、一部の人が桁違いにもうかる格差を生むものでした。しかもアメリカ主導の資本主義の中で、日本は独自で何かできる訳でもなく、収益をどんどんアメリカに吸収される仕組みになってしまいました。さらに小泉改革でさらに日本市場にこの波が改革的に押し寄せてきたので、完全に支配されている形が定着してしまったように思います。
株式市場でも「写真相場」と言われるように、アメリカの相場が上がれば日本も上がり、下がれば下がるという、日本がどうだこうだが関係ないマーケットに現れているように思います。今回のサブプライム問題では日本はそんなに被害はないと言われながらも、この写真相場ぶりなので決定的だと思います。
金融工学を「架空」とするならば、生産技術などの「実体」に近い技術を持つ日本は、これから相対的には力を発揮できる可能性は十分あると思っています。
ただ、これら金融工学によって創り出された世界に、日本人の多くが現実的に乗っかっているのも事実です。たとえばリート(REIT)。不動産を証券化して大金を集めてビルを建てる訳ですが、エアのオフィスの入っているビルもリート。最近たつ大きなマンションもリートが多いです。リートがあったからこそ今日こんなに高層ビルがばんばん建つようになったので、もしそこが崩れてしまったとしたら、そもそも無かったところに住んでいる、、、という矛盾が近い将来表面化する日も近いと思います。
すでに日本でもリートが破綻しはじめましたので、連鎖する可能性も十分にあります。近い昔日本でも土地神話が崩れてそごうが破綻したように、同様な構造はまだまだ日本にも根強く残っています。
サブプライム問題をきっかけに、この金融工学全体が収束すれば、結局われわれ庶民の生活にも甚大な影響が出るのは免れられません。
どうしようも無いかといえばそうでもありません。今からでも「リスク管理」をしっかりして「正しい知識」を身につけることで、被害を避ける、もしくは最小にすることができるはずです。そもそも「リスク」という言葉自体も適切な日本語が無いように、日本文化には理解しにくいものかもしれないのですが、要は「理論を理解した上で判断する」ことが必要です。
ギャンブル化した株式市場や多くの金融商品などなどなど、手を出す前に仕組みを理解していれば想像以上の痛手を負わずにすむのです。こんな時にバフェットの言葉を引用するのもあれですが「理解できないものには手を出さない」は普遍的なセオリーだと思います。
こんな時代だからこそ、最低の経済単位、自分自身の能力を高めるのが最もリスクヘッジ(回避)できる方法だと確信しています。JLogosで正しい知識を身につけて、この時代を勝ち抜いていきましょう(笑)。
※ちなみに、このまえサンジャポで知った「BEAN BOOZLED(ググればすぐに分かります)」というギャンブルグミをオフィスでも5箱かいました。これは、究極の運試しビーンズで、見た目は同じでも味が違う(たとえば耳カス味orカフェラテ味、おむつ味orココナッツ味)という1/2の超ハイリスクビーンズなのです。私は2連発で当たり?をひいてしまいましたが、事前にティッシュとドリンクを用意していたのでリスクヘッジできました。