昨今の大相撲ニュースで「八百長」と「無気力相撲」が同義語のように議論されることがあるようですが、やはりコトバの定義が違っていると、そもそも議論にもなりませんね。
JLogosで伝えたいのはそこでもあるんですが、コトバにはTPOや環境によって同じ韻や文字でも意味が違うケースが多々あります。議論する際は特に、定義を同じくしないと結論に至らない訳ですが、本来はコミュニケーションする相手と建設的に、定義をすりあわせながらしていくことで解決しています。
お互いが建設的な議論ができていれば良いのですが、今回の問題のように相手を責める場合などはこれが悪用されます。定義の違いを無視して、あとは「感情」に訴えて、おもしろおかしくしてしまう。
どんどん議論の本質が見えなくなって、感情論になってしまうと、それこそ収拾がつかない。
何かトラブルがあった時こそ、相手が言っているコトバの定義を理解した上で、こちらが主張しているコトバの定義とのズレを認識して、それを相手に理解できるように説明した上で議論を進めないと、声の大きい人に負けてしまうのです。
そのためには自分に知識をつけるしかないのです。
こんなご時世だから、自分を守るのは自分でしかない。だからこそOmnia Mecum Porto Mea.です
ケースバイケース