多数決とは

100人で多数決をとった場合、51人が賛成したら49人が反対しても決まってしまいます。
たとえ100人のうち女性が30人だったとして、女性が全員反対していたとしても、です。
何が正しいか、ではなく、何が賛成されるか、で決まってしまう世の中。
そして、国会は多数決ですべてが決まっています。
日本語も、間違った使い方が51人を超えたとたん、間違った方が正しくなってしまう恐れがあります。
真実よりも、もっともらしい間違った事実の方が世の中受けはよいのです。
インターネットはこの流れを加速させます。
インターネット上の情報は「アクセスしてもらうため」に公開されています。利用者は無料でも、ボランティアでない限り本当は無料ではありません。「広告」という手法でお金が間接的に介在しています。
さらに「広告効果」を上げるためには、アクセスを増やさなければならないために、多くの人が検索しそうな言葉をしばしば使います。このため内容よりキーワードが評価されてしまいます。
つまり、お金とアクセスを増やすためのテクニックがある人が、インターネットでは多数決で勝ってしまいます。
そして、それが「正しい」として評価され、賞賛される世の中になってしまいました。
今回は内容がゼンゼン面白くなくて恐縮ですが、清き1票を!
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