数字に注意

政党支持率やアンケートの結果とか、テレビなどで数字を目にする機会がよくあります。最近だと小沢代表の問題でいろんなメディアがいろんな数字を発表しています。

注意すべきなのはその「数字」。メディアを見比べるとなんとまぁ同じアンケートでも数字の違うことか・・・。統計学上では400サンプルもあれば誤差が数%以内なはずな上、無作為抽出であればほぼ同じ結果がでるはずなのに、かなり幅があります。数字が違う理由はいくつかあるのですが大体「抽出の方法・取得方法」や「質問の仕方」と「期間」あたりでブレているように思います。でも、結果は「18.9%」といったように小数点以下の数字に表されるので、とても正確なような気がします。

しかし実際はそんな感じなので、本当に世の中を代表した数字なのかどうかはかなりの眉唾です。政党支持率でも、両方悪化したと報じたメディアや逆転したと報じるメディアもあったりします。

数字で定量的に報道されると真実味は増しますが、その根拠がわからない場合は、参考情報程度にとらえて、いろんなメディアの数字を見比べてみることをオススメします。

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