サブプライムの破綻に始まった世界不況ですが、これからの日本にどういう影響がでて、どうなっていくかを予想してみました。色んな角度から考えても日本はピンチに陥るのは避けられなそうです。
マクロ的には、、、、国の税収減 → 支出・無駄増 → 借金返済できない → 破綻・・・
どこかで意識改革をしなければ、本当に破綻します。国の破綻を経験したこと無いのでどうなってしまうのか分からないのですが、大変な事になるんでしょう。ただ自然(人間的な生活)に戻っていくようにも思います。ナチュラル指向が強まり、家族愛が強まって、意外にいいのかもしれません。ただ現在の価値観は根本的に変わっていくでしょう。
まず「国の税収減」ですが、トヨタ自動車が今年利益を1兆円くらい下方修正しました。ということは、その規模に応じた税収(法人税)が減るのです。たった1社だけでです。2兆円の給付金でこれだけ騒いでいるのがアホらしいです。全業種で収益悪化だと思うので、この税収減は計り知れないです。企業収益が悪化すると給与も抑えられ、消費も低迷し、消費税収も減ります。
与党と野党がまたつぶし合って、議員の無駄給与が消えていきます。支出も社会保障とか減らないどころか、高齢者の増加により増える一方。
つまり、借金大国の日本が、借金返済のメドがつかないまま、借金が増えて、利息が増えて、もう利息も返せない状況になってしまうのではと思います。ニートな若者が増えている中で、そんな大借金を返せるメドなんてどこにあるんだ、、、
と考えれば考えるほど暗くなってくるのですが、モノよりヒトに興味の対象が移ってきて、良い意味でお金じゃないものに価値観全体がシフトしていくのかもしれません。安くてイイ物(つまり知恵を絞るようになる)が作られ、価値観が外部から内部、つまり自分自身の成長を意識して、知識を得るために勉強家が増えるようにも思います。
かつてギリシア七賢人のひとりビアスが言った言葉「Omnia Mecum Porto Mea(知恵こそ最大の財産)」。まさに今、知識の時代が来るように思います。