大手デベロッパーの「モリモト」が破綻(民事再生)になりました。負債総額が1600億を超える規模。しかも直近決算は最高売上・最高益だったのにもかかわらず、です。
リーマンの時もそうですが、金額が大きすぎて現実的にイメージできないんですが、一番大切なのは「なぜ破綻したのか」の構造を知る事だと思います。日本で古いところだと「そごう」の破綻は、リーマン同様に土地神話の崩壊が原因なのですが、破綻のサイクルを知る事は、最高の自己防衛につながると思います。
企業個別の問題なのか、企業を取り巻く環境の問題なのか、つまり事故か寿命かを見極めるところから始める必要があります。構造や仕組みを知る事で、自分自身にどのような影響が降りかかってくるかを「予測」でき、そして「対策」ができるのです。
ネットに溢れている無料情報は、結局何かを「売りつける」ための手段である事が多いので特に要注意です(無料なのは、裏で有料なビジネスが成り立っているから成立しているだけですので、その裏にある利害関係を見極める事が重要です)。他にも正しそうな嘘情報や、まことしやかな噂なども溢れていますので、特に自分の人生を左右するような時は、基本的に信用できない情報だという前提で見る必要があります。
企業が倒産するには、明確な「理由」があるので、それを知る事で、同じ事を回避するための反面教師にすべきと思います。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが、あれは一見むちゃくちゃに見えますが理論が通っているものです。現代版に言い直すと「アメリカのサブプライムローンが破綻すると、日本の引越業者が儲かる」とか。。。
来年に荒れ狂う「大リストラ時代」を生き抜くための「知識・知恵コンテンツ」を開発中ですので、こうご期待・・・。リストラ防御法・対策法を知っている方はぜひ教えてくださいね。