相撲界・・・・

今回の大麻問題で、色々処分が発表されましたが、最後まで気になったのは「本人が認めていない」という事です。
たとえば簡易検査で陽性で、精密検査で陽性だったのは事実だと思うのですが、その尿が本人のものかどうか、というのは誰も検証できないですし、確定もできないです。わたくしたちは、ほとんどマスコミの情報を鵜呑みにするしか無いですので、事実確認をすることはできないからです・・・。
ワイドショーなどを見ていると、「検査で陽性が出た=大麻を使った」という論理で、検査団体の信頼性やドーピング問題を取り上げて話題にしているので、その番組で分かる事は「その検体がクロ」ということだけです。ワイドショーのお得意のそれ以上の疑惑については全く取り上げられていませんでした。
もちろん「だからシロだ」というのでは全然ないのですが、マスコミが「うわさ情報」で騒ぎ、事をどんどんと進め、結論を急がせる「構造」にはとても恐怖を覚えます。
「簡易検査で陽性でも大麻を使っていない事も十分ありうる」と検体検査器具の会社の人が言っていたにもかかわらず、すでに「クロ」前提で事は進んでいました・・・。
疑惑・疑問といえば、閉鎖的な相撲協会が、自ら秋場所の直前に、リスクをとって薬物検査を抜き打ちでする意味が分かりません。しなくても良いことをあえてする判断は、開放的な団体ならあり得る行動でも、今の日本相撲協会でできるのだろうか、、、と思います。
さらに、大麻は副流煙でも陽性になるということは、誰かが悪意を持って、寝ている間に本人たちの部屋を閉め切って大麻の煙を充満させた、、、ということも、、、、。
何かミステリー小説みたいになって考え過ぎだと思うのですが(笑)、最後まで気になったのは「本人げ徹底的に認めていない」というところです・・・。もし本当にそうだとしたら、、、日本から「相撲」という国技が消える日が近いのかもしれないと、さらに怖くなりました。

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