イージス艦に詳しくなろう!

「イージス艦」というコトバを最近何回も聞きますが、何でしょう?と思ってJLogosで詳しくなりました。
【イージス艦(いーじすかん)】
米国が開発した最新鋭の防空ミサイル艦。ギリシャ神話でゼウスがアテナにあらゆる邪悪をはねのける盾(エイジス,AEGIS)を授けたことに由来する。
数百の目標を同時にキャッチし,追尾できるレーダー「SPY」,多数のミサイルを同時発射できる装置「VLS」などを備え,敵の航空機やミサイルによる攻撃から艦隊全体を守る。海上自衛隊は1995年度までの中期防衛力整備計画で4隻を発注,98年3月までに「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻を配備している。2001年度から05年度までの中期防衛力整備計画では,従来のイージス・システムに比べて防空能力を向上させた2隻の整備を計画。いずれも三菱重工業に発注した。(C)日経新語辞典
総合的兵器システム〈イージスAegis〉を搭載した護衛艦。200以上の目標を同時追跡でき,20程度の目標を同時に攻撃できるという近代的装備の大型艦(基準排水量7200トン)。海上自衛隊は米国からこのシステムを購入したが,艦体は国産で総費用約1500億円という高価さ。中期防衛力整備計画(2001年-2005年)で,海上自衛隊はイージス艦をすでに4隻就役させているが,この高価な艦で何を守るのかという疑問が出ている。(C)百科事典マイペディア
基準排水量7200t、満載時9500t、建造費1359億円という大型で高価な護衛艦。射程120kmのSM2MR対空ミサイル74発を搭載、同時に12発以上のミサイルを別々の目標(攻撃機や対艦ミサイル)に誘導できる。従来の対空ミサイル艦が射程30km余のミサイルを最大で同時に2発しか誘導できなかったのに比べ、能力は大幅に向上し、弾道ミサイルの監視にも活躍、弾道ミサイルに対抗するSM3ミサイルを搭載する計画で、現在ある4隻に加え、満載排水量1万tの艦2隻を建造中。(C)知恵蔵2007
【イージス・システム】
高性能の艦隊防空システム。イージスとはギリシャ神話の神ゼウスの着ていた胸甲のこと。レーダー覆域数100km以上で、海面から高高度までの広い範囲に飛来する多数の航空機やミサイルの同時攻撃に自動的に対処できるシステム。このシステムを装備する駆逐艦や巡洋艦をイージス艦と呼ぶ。日本では「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻の護衛艦がイージス艦である。基準排水量7250t,建造費1359億円。(C)有斐閣経済辞典第4版
※今回のイージス艦「あたご」は昨年できたものなので次回改版時に更新されます。

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