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iphoneのようす

iphoneを週末使い倒してみたのですが、思ったのは「ipodTouchで十分じゃないか?」です。
そもそもiphoneは「電話機能付きipodtouch」なので、「電話機能」というのが2年間で20万円以上払う価値があるのか、という比較論です。

またiphoneには、結構致命的な「不満ポイント」も多々あるのです。最初からの「仕様」なのだと思うのですが、思っていた期待を裏切られたポイントたちです。

●電池の減りが激しい
→ipodとして使うなら1日持たない。

●手書き文字認識は使えない
→中国語しか使えない。日本語でも無理矢理使えなくはないが、使えるものではない。

●iTunesがWiFi以外で使えない(一番致命的)
→外では使えない(3Gの意味無し)

●文字入力のタッチ自体は良いが、処理速度が追いつかずにいらいらする事多数
→10秒以上反応が無い時もあり、何度か投げたくなった。
※プラダフォンの方が全然早い

●「写真」や「マップ(GoogleMap)」の拡大縮小機能は、「すごいっ!」って言わせる用にしかならない
→最初は楽しいが、実際、自分で使うことはない

●若干だけど、動作が遅い
→ほんの一瞬のタイミングではあるのですが、日本のケータイに慣れている人からするとストレスを感じる

●今まで使っていたipodの出力ケーブルが使えない
iphoneは専用の出力ケーブルがいるらしく、ステレオなどにつないでも音が出ない(数千円のドックやケーブルを別途購入しないといけない)

●絵文字が使えない

で、結局使ったのは
◇Gmailのチェック
◇サファリでネットショッピング(アップルストア)
◇話題にするため
◆ipod機能
◆iTunes
◆AppStore

なので、時間の大半は電話機能以外(ipodtouchで十分)でした。

・・・ということは、このあまり使わなかった機能のために、2年で20万円以上もかける価値があるのか?というのには大きな疑問が残りました。

よく他キャリアと比べて「iphoneが特別高いわけじゃない」という報告がありますが、結論からいうとほとんどの人が高すぎると感じるのではないでしょうか。外でも年中フルブラウザでばりばり使う、という人ならともかく、そうでなければ、2年間も解約できない縛りを今の段階でしてしまうことにはもっと考える必要がありそうです。(たぶん2年以内に、もっと快適な、もっと早い、もっと安い機種が必ずでてくると思うので。)
ソフトバンクは話題性は獲得できたのですが、事業的にはまたまたかなり厳しい状況になるんではないかと人ごとながら心配です。

※注意※
iphoneの機能自体が悪いのではなくて、ipodtouchとの比較がメインですので、もし「ipodtouch」という製品が無かったら、「買い」であるのは間違いないです。
タッチパネルのインタフェースや操作感は画期的ですし、コンセプト自体も非常にすばらしいものなので、ケータイの未来像は何となくつかめた気がしました。
ipodtouchとiphoneの普及は日を追う毎に進んでいくのは確信したので、それ用に辞書コンテンツを開発するのはビジネス的にも必要なことだとは十分感じました。

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2008年07月14日 01:51に投稿されたエントリのページです。

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