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続・求めるもの

反応頂きましてありがとうございました。
もうひとつ大事な事がありました。これは人としてもとても大切なことだと思うのですが「謙虚さ」です。

自信満々なのは良いことだと思いますが、ピントがずれている、もしくは明らかに結果が伴わなそうなことの場合は注意が必要です。自信を持っている場合はマイナス要因を余り考えず大切な事を見落としがちなケースが多く、勢いで進むことが多いです。場合によっては反対意見を見下したり、分不相応なことを言ったりする場合もありました。
うまく行った場合はさらに勢いがつくのでこの傾向が強まり、うまくいかなかった場合はこっそり言い訳をしてなかったことにしようとします。
特に政治においては多くの人の幸せを考えるためには相当な理由が無い限り独断・独走は好ましくないと思います。また表面先行の人は表面的に分りやすい事を強調して、分り難いことはおろそかになりがちな傾向にあると思います。「変化」した感じを出してプラスなイメージを出す事は比較的容易ですが、マイナスを少なくするための作業は地味で難しいことが殆どです。一件分り難い事の方が問題の本質だったり、規模が大きかったりしますので、これこそ深い知見がないと見定めることは難しいでしょう。

・・・といっても最後に判断していくのは心も感情もある人間ですし、理想通りな振る舞いはできないと思いますが、特に政治家は多くの人の「命」を預かる非常に重要な任務という事をかんがみて、謙虚であって欲しいと切に願います。
謙虚であれば、勢いあまって他人を冒涜することも無いですし、たとえ自信があったことで失敗した場合でも、私たちの感情は悪い方にいかないと思います。

昔から思っているのですが「タレント議員」には非常に危惧しています。もちろんそうでない方もたくさんいらっしゃると思いますが「表面先行」「結果に責任を持たない」「弁が立つので一見すごくロジカルに思える」「政治経験などない」「謙虚でない」場合が多いのではと感じます。

最近ですと大阪NHKで「遅刻」と言われたことで腹を立て「NHKにはもう出演しない」と公言された方がいますが、確かにNHK側の担当者の問題もあったと思いますが、個人的な感情で、あまりにも「謙虚でない」立場は見ていてとても見苦しいです。また就任したばかりで予算に口を出したり、批判をしたり、まず現状がどうなっているかを知る期間として1年間を過ごして知見を深め、翌年の予算時に改革していくくらいが適当ではと思います。トップに立つ人としては不安で相応しくないと感じました。

バラエティ番組であれば「表面的」「弁が立つ」「経験がない」「謙虚でない」「責任持たない」は全く問題ないばかりか、そちらの方が目立って面白いので勝手にやって欲しいのですが、政治の場合は全く逆。政治とは「命」だと思います。政策によって自殺者が増えれば、間接的な「殺人」になりかねません。バラエティ経験者はそんなに急に切り替えられないでしょう・・・。これらの事は常に意識して欲しいと切に願います。

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2008年02月15日 14:11に投稿されたエントリのページです。

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